7日目:世界遺産強行軍2:ファティマ、トマール、コインブラ
旅行記(カテゴリ):ポルトガル(2011)
世界遺産強行軍2日目。と書いてみたのはいいけど、よく考えたら世界遺産があるのはトマールだけだった。
でも、この日は観光するものがすごくたくさんある日でした。なんとか写真を厳選してみたものの、もっともっと見せたい写真がいっぱい。雨も降ったけれど、比較的太陽が出ている時間が多くて気持ちのよい1日になりました。
【ファティマ】
・巡礼地バシリカ
【トマール】
・キリスト教修道院(世界遺産)(6.00ユーロ)
(広場のカフェでランチ)
【コニンブリガの遺跡】(4.00ユーロ)
【コインブラ】
・コインブラ旧大学
(キャプションと一緒に見られる写真表示機能が使えなくなってしまいました。Googleフォトで見たほうが便利です。Goolgleフォトで見るにはここをクリック)
【旅行メモ】
・ファティマは「観光地」ではなくて「巡礼地」
土曜日だったこともあるのかもしれないけれど、大型バスが何台も団体さんを運んで来てました。観光する場所ではなく、本当に宗教的な意味での巡礼地なのだろうな、という感じ。見るものは、とにかく全てが「大きい」という感じ。街自体も、巡礼しに来た大量の人に対応した街なのだろうな。毎年、5月と10月の集会の時には、果てしなくでかい広場が人でいっぱいになるのだそうだ。
・トマールのキリスト教修道院(世界遺産)
写真は何枚かしかピックアップできなかったけれど、ここも見るところがたくさん。そうそう、街の広場の方から歩いて山道を登って行ったんですが、なんだか「本当に観光地?」っていう感じの、本当に奥深い山道。みんなどこから登るんだろう?車の人はどうやら山の上にも駐車場があったみたい。うーん、情報不足。
・コニンブリガの遺跡(ローマ時代の街)
コインブラの南15kmぐらいのところにあるローマ帝国の都市の遺跡。車で行かないと行きづらい観光地だし、ちょっと寄ってみる?と軽い気持ちで行ったんですが、すごく充実してました。広い場所にたくさんの遺跡。写真では表しきれないぐらい見るものがたくさん。モザイク模様の床の保存状態の良さに感動。
・コインブラ
観光したのは旧大学だけ。コニンブリガの遺跡に時間を割いてしまったので、到着したのは既に4時過ぎ。入場料を払わないと入れない場所には入れませんでした。なので、外から見て写真撮っただけ。そうそう、ここも小高いところにあったので、細い階段をたくさん登りました。ポルトガル観光、体力が必要だね。
・アマランテで食べたタコのフリットが最高に美味しかった!
この日の歩数:16,834歩。
この日の走行距離:…メモし忘れ。前日と合わせて678km。
(※写真のキャプションを文字だけで読みたい方は「続きを読む」にて。)
【キャプション一覧】
- 01 ホテルをチェックアウトする前にファティマの観光。街のど真ん中にあるのがデッカいバシリカ。
- 02 土曜日ということでミサ中。
- 03 バシリカから見た広場。めっちゃ広い。5月と10月の集会では、この広場が人で埋まるらしい。すごい。
- 04 広場の一画にある「出現の礼拝堂」。1917年に3人の子供が聖母マリアに出会うという奇跡が起こった場所とか。ここにも人が集まっている。
- 05 その横にはキャンドルを捧げる場所。お寺でお線香をあげるのと同じ感じなのかな。
- 06 広場の周りには大型バスがいっぱい。人が次々に降りてくる。シーズンオフでもこの活気。すごい。観光地ではなく、巡礼地。キリスト教信者じゃない私たちは、異端な存在かも。
- 07 次の観光はトマール。カーナビに案内されて山道をたどってトマールに到着(ファティマから山道で40分ぐらい)。駐車場からキリスト教修道院まで登る道も山道。この写真は石畳だけど、途中、けもの道みたいなところもあって、本当に観光地!?と疑いながら登る。
- 08 でも、到着してみたら、大きな修道院の跡が。
- 09 朽ちてしまった12世紀の城の部分と…
- 10 苔むしているけれどしっかり残っている修道院の部分が、なんだか対照的。
- 11 みかん
- 12 修道院内部(テンプル騎士団の円堂)
- 13 修道院内部
- 14 回廊と螺旋階段
- 15 回廊
- 16 苔むしているけれど、細部にまで彫刻が…
- 17 修道僧達がいたんだろうなーと思われる回廊
- 18 アズレージョがきれい
- 19 アルコバサの修道院のドミトリーは大部屋だったけれど、こちらは個室が並んでる。
- 20 1つ1つの部屋は狭い。
- 21 部屋の窓から見えた水道橋
- 22 ここは食堂。
- 23 修道院から見下ろしたトマールの街。
- 24 観光終えて丘を下って来てトマールの街を散策。
- 25 レプブリカ広場とサンジョアン教会
- 26 パラソルを出しているカフェが1つあったので、そこでランチ。ビールとスイーツ(笑)。これ全部で3.45ユーロ(400円ぐらい)。
- 27 次に立ち寄ったのは、それほど期待していなかった「コニンブリガ遺跡」。正確な場所が分からなかったけど、ハイウェイを走っていたら「ローマの遺跡こっち」っていう看板があって、すんなりたどり着けた(トマールから車で1時間半ぐらい。1:50ぐらいに到着)。
- 28 入場料を払ってオリーブ畑を歩いていると…
- 29 ローマ時代の街の遺跡がー
- 30 とにかく広い、とにかく見るものがいっぱい!
- 31 残っている遺跡は「浴場」というのが多い。これはスチームを循環させるシステムだったかな?
- 32 共同浴場と会議場ばかりが残っているということは、それ以外のローマの建物は木造だったのかな。
- 33 これは遺跡のほんの一部。見せ足りない!
- 34 保存状態がすごくいい床のモザイク。
- 35 一部は保護用の屋根を付けてありました。ここも公衆浴場で、床がモザイク。
- 36 このモザイクなんて、数年前に作った、と言われても信じるかも。影はカバ氏と私(笑)。とにかく、見るものがいっぱいで、1時間半ぐらいをここに費やしました。併設の博物館も充実。
- 37 急いで次を回らなくちゃ、ってことで、大学の街、ポルトガル第3の都市、コインブラ(4:00頃)。
- 38 黒いマントを着た学生…さんたち?
- 39 旧大学は丘の上に建ってます。
- 40 …ということは、とにかく登る、登る、登る…です。
- 41 到着ー。「無情の門」…の下にあった石畳の模様。
- 42 門をくぐると旧大学のシンボルと言われている時計塔と回廊。回廊ではラテン語しか話してはいけない…というルールがあったらしく、ラテン回廊呼ばれているのだって。日本語でべらべらしゃべってきました(笑)。
- 43 建物の方から広場を見るとこんな感じ。小高い丘に建っているのがよくわかる。見学の時間が過ぎていたので、中は見学できず。残念。
- 44 登った分だけ降りる、降りる。
- 45 途中で見つけたおしゃれなドア。
- 46 途中で見つけた不思議なドア。玄関から出ると、いきなり坂道!? 住みづらそう…(笑)。
- 47 コインブラ見学のあと、車で2時間。アマランテに到着した時には夜の7時になってました。おつかれー。で、仕方ないからホテルの隣のレストランでいいや…と、行ってみたら、なんか人気のあるレストランだったみたい。あっという間に満席に。で、ここで食べたタコのフリットがめっちゃ美味しかった!
- 48 そして、食後には「焼き栗」! …ふつーに、焼いた、栗、でした。