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6日目:世界遺産強行軍1:オビドス、アルコバサ、ナザレ、バターリャ

旅行記(カテゴリ):ポルトガル(2011)

この日はちょっと強行軍。
スペインとの国境近くの東の街エルヴァスを出発して、リスボンの北側の街をいくつか観光する予定。それも、世界遺産が2つもある。昨日はのんびり出発したけれど、今日は、とにかく午前中にオビドス(エルヴァスから250kmぐらい)まで行かなくては。

城壁の街オビドス、世界遺産の修道院があるアルコバサ、港町ナザレ、世界遺産の修道院があるバターリャと4つの街を観光して、最後、なんとかファティマまでたどり着くことができました。

小さくて素朴な感じのアレンテージョとは雰囲気が違い、何となく、いろいろなものが「大きい」。そして、似たような修道院とか教会とかをたくさん観光したら、途中からどこがなんなのかわからなくなって来ちゃいました(苦笑)。

この日も、雨が降ったりやんだり。本当に雨期なんだなぁー。

【オビドス】
城壁の街。車で入ってしまったら、出口が見つからなくて右往左往…。
・サンタマリア教会、サンタマリア広場

【アルコバサ】
サンタマリア修道院(世界遺産)(6.00ユーロ)

【ナザレ】
・海岸と景色(特に観光スポットという感じでもない)

【バターリャ】
バターリャ修道院(世界遺産)(6.00ユーロ)

(キャプションと一緒に見られる写真表示機能が使えなくなってしまいました。Googleフォトで見たほうが便利です。Goolgleフォトで見るにはここをクリック




【旅行メモ】

オビドスに車で侵入するなかれ!(苦笑)
今までと同じように、「とりあえずツーリズモインフォメーションの住所をカーナビに入力して、駐車場はそれから考えようー」とカーナビくんを信じてズンズン進んで行ったら、進入禁止の出入り口から城壁の中に入っちゃいました。通常、車で出入りできる出入り口は1つだけ(私たちが入ったのは地図に書いてない出入り口)。でも、街の中からだと、出入り口に見えないため(建物の入り口に見えてしまう)、同じところ(それも細ーい石畳の道で歩行者に迷惑がられながら)をぐるぐるぐるぐる。結局、街の中のお店の人に「お願い、この街から出たいの!車で出られる場所を教えて!」と聞いて、なんとか出ることに成功。……決して城壁の街の中に入るべからず。オビドスの場合は、ポルタ・ダ・ヴィラという入り口の門の近くで駐車できる場所を探すべし

夕食のコツ
最初の数日で味が濃くて量の多い食事を食べて胃が参っちゃったことを教訓にして、「スペインのバルみたいなところに行こう」と思ったのだけど、どうもそういう居酒屋的レストランって一般的じゃないみたい。ということで、この日は、サラダとメインを1品ずつ頼んで2人で分けっこすることに。それでも量が多いー。食事については別ページで語る予定。

この日の歩数:11568歩
この日の走行距離:…メモし忘れ。翌日と合わせて678km


(※写真のキャプションを文字だけで読みたい方は「続きを読む」にて。)

【キャプション一覧】
 

  • 01 やっと胃の調子も戻って来た…けど、軽ーい朝ご飯。白い物体は念願の「ケージョ・フレシュコ」(フレッシュチーズ)。
  • 02 今日は強行軍なので朝8:30には出発。まずはおとといセトゥーバルから来た道を逆にたどる。途中、行けなかったエストレモスを通過(丘の上に見えるのがエストレモス…たぶん)。行きたかったー。
  • 03 コルク樫。剥がされたところの色が変わっているのを車中からなんとか撮影成功!
  • 04 今日は2011年11月11日。日本から遅れること数時間、雨のハイウェイ上で11:11を撮影! 102km/hで走行中。
  • 05 いくつかの有料道路を経由して、3時間後、やっとオビドスに到着ー。が、ここからが長かった…。
  • 06 カーナビを信じて車でズンズンと丘を上がって行く。
  • 07 細ーい道を上がって行って、なんか不安がよぎる。そして、たどり着いた城壁の入り口には、進入禁止のマーク。どう見ても「住民以外は進入禁止」って書いてある…んですけど?…でも、細い崖っぷちの道なのでUターンすることもできず、ごめんなさいーと侵入。ここから30分、小さな城壁の街を抜け出せずに車でうろうろすることに(涙)。
  • 08 なんとか出口を教えてもらって城壁の外へ。インフォメーションで地図をもらってから、今度は徒歩でさっき出て来た入り口から正式に行くぜっ!
  • 09 これが正式には街の唯一の入り口ポルタ・ダ・ヴィラ。ま、私たちは、さっき、車でここから逃げ出して来たんですけどね(苦笑)。質素な入り口を入ると、こんな風にアズレージョでの装飾がされている。
  • 10 雨の道。車で通るには狭いよね…。ごめんなさい、さっき車でうろうろしていた迷惑さんは私たちですー。
  • 11 街の中心、サンタマリア広場。広場…だけど、ほんと、小さい。真ん中に立っているのは、罪人のさらし柱だとか…こわー。
  • 12 その目の前にあるのがサンタマリア教会。
  • 13 内部は全面アズレージョで装飾されている。
  • 14 雨が降ってなかったら、もっと活気に溢れてるのかな?なメインストリート。
  • 15 そうそう、オビドスにはジンジャという独特のお酒があるらしい(飲まなかったけど)。
  • 16 街を包んでいる城壁。
  • 17 次に訪れたのは車で30分ぐらいのアルコバサ。世界遺産に登録されているサンタマリア修道院。
  • 18 今まで小さな城壁の街ばかり見て来たので、この大きさに驚く。修道院内部。
  • 19 回廊。
  • 20 別の回廊と中庭。
  • 21 回廊。
  • 22 修道院のドミトリー。ここで修道僧達が寝泊まりしていたのね。大部屋だねぇ。
  • 23 有名な悲恋の物語(私はよく知らないけど)のペドロ1世とイネスの石棺が安置してある。
  • 24 建物が広くて、なんだかどこを歩いているのかわからなくなる…。1時間ほどで観光終了。
  • 25 次に訪れたのはナザレという港町。フランス映画の舞台になったりして有名なのですって。
  • 26 田舎町ということだけど、今は観光地化しちゃってるんですって。景色だけ見ることにする。
  • 27 向こうに見える丘の上からの景色がきれいだとのことで、車で向かってみる。
  • 28 丘の上(SITIO地区)からの眺め。街と砂浜。
  • 29 丘の上からの景色、その2。
  • 30 展望広場には、なにやら聖母マリア様の奇跡に感謝して建てられた礼拝堂。
  • 31 そうそう、やっと焼き栗の写真撮影に成功(笑)。買わなかったけど。
  • 32 ナザレは景色だけ見て、次はバターリャへ!…が、道路工事が多く、カーナビのデータが古いのか、道なき道に迷い込むこと数回。これって工事現場の道なんですけどーーーー!!
  • 33 世界遺産に登録されているバターリャ修道院になんとか到達。アルコバサのものより圧迫感のある建物だった。
  • 34 礼拝堂。
  • 35 礼拝堂のステンドグラス。
  • 36 もう、どこの写真かだんだんわからなくなってきた感じの「回廊」(笑)。
  • 37 回廊。団体さんが来てました。フランス語?おじちゃんおばちゃんの大集団。
  • 38 未完の礼拝堂。100年間建設に時間をかけていたけど、最終的に未完のままに終わった…という屋根のない礼拝堂。見どころの1つみたい。
  • 39 回廊の中にあった噴水。
  • 40 お昼を食べる暇もなく駆け足で観光したけど、宿のあるファティマに到着したのは既に6時を過ぎてました。宿から夕飯を食べに出かけた時に見えたファティマのバシリカ。観光は明日。
  • 41 レストランにて。11月はシーズンオフだから閑散としているけれど、ここは毎月13日に大規模な集会が行われるのだそうだ。なんとなく、スキー場とかの食堂を思わせる広さのレストラン。
  • 42 でも、いい感じのレストランでした。食事の前に3種類のチーズとか、カニ爪とか出てきた。美味しかったー。

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